6月に読んだ本の中で、面白かった本を紹介します。
失敗から学ぶRDBの正しい歩き方
RDBのアンチパターン集。仕事では更新系をやらないので、書籍で勉強する必要があるので読んだ。
新人エンジニアは読んでおくといいのではと思った。
失敗から学ぶRDBの正しい歩き方 (Software Design plus)
- 作者:曽根 壮大
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2019/03/06
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
正しいものを正しくつくる プロダクトをつくるとはどういうことなのか、あるいはアジャイルのその先について
カイゼン・ジャーニーの作者の新刊。アジャイル・スクラムの解説が分かりやすい。 何が嬉しいんだっけ?進めていく気持ちが書かれていて、参考になる。
これも新人エンジニアが読むと良さそう。
正しいものを正しくつくる プロダクトをつくるとはどういうことなのか、あるいはアジャイルのその先について
- 作者:市谷聡啓
- 出版社/メーカー: ビー・エヌ・エヌ新社
- 発売日: 2019/06/14
- メディア: 単行本
「納品」をなくせばうまくいく
ソニックガーデンの「納品のない受託開発」というビジネスモデルについて書かれている。 顧問弁護士のような立ち位置で、顧問エンジニアという名前がなるほどなと思った。
- 作者:倉貫 義人
- 出版社/メーカー: 日本実業出版社
- 発売日: 2014/06/12
- メディア: 単行本
トライアングル▽とらんすれえと▲百人一首
めっちゃいい。三角形に訳すという制約が楽しい。
小倉百人一首三角定規詩訳『トライアングル▽とらんすれえと▲百人一首』 | とよよん商会
入門 オークション:市場をデザインする経済学
日本語で書かれたオークションの入門書。中でも複数財オークションの紹介があって良い。あと今後読むべき本・論文の紹介が良かった。
- 作者:ティモシー・P・ハバード,ハリー・J・パーシュ
- 出版社/メーカー: NTT出版
- 発売日: 2017/04/17
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
駅をデザインする
駅の設計や案内板のデザインについての本。商業化が進んでクソという主張が多い。 紹介されている1972年の写真と比べると世界は確実に良くなっていると感じる。
動線設計や情報設計に興味がある人におすすめ。
- 作者:赤瀬 達三
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2015/02/04
- メディア: 単行本
そういえば、新宿バルト9のエスカレータは降りてきた人を一旦ロビーの中まで誘導して、降りてきた人がつまらないようになっていて良い。
桜井政博のゲームについて思うこと 2015-2019
スマブラのディレクターである桜井政博さんのコラム集。 何かを生み出すにはその分野に精通している必要があるのだなと感じる。
- 作者:桜井 政博
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2019/04/25
- メディア: 単行本
アマゾンの倉庫で絶望し、ウーバーの車で発狂した
0時間契約はまじやばい。生きていける気がしない。
最悪実家に帰って畑を耕して暮せばいいと思える自分は幸せなのだなと思った。
- 作者:ジェームズ・ブラッドワース
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2019/03/13
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
欲鬼
9巻完結。能力バトルものだけど全体が1つの事件に関連しているし、短くまとまっていて好き。
- 作者:色原みたび
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2015/12/17
- メディア: Kindle版
レイリ
6巻完結。戦国時代の武田家をある女性視点で。 責任感のある立場のかっこよさみたいなものが良かった。