今月は勉強会に行ったり、ファイアーエムブレム 風花雪月を始めた影響で、あんまり読書できなかったですが、面白いかった本を紹介します。
データ指向アプリケーションデザイン ―信頼性、拡張性、保守性の高い分散システム設計の原理
データ指向アプリケーションデザイン ―信頼性、拡張性、保守性の高い分散システム設計の原理
- 作者:Martin Kleppmann
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2019/07/18
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
第1部のデータシステムの基礎までしか読んでいないのですが、観点・クエリ・ストレージと検索好きとしては勉強になる内容。 この後、パーティショニングや分散合意の話に入っていくので、読み終わったらまたブログを書きます。
岩田さん 岩田聡はこんなことを話していた。
- 作者:ほぼ日刊イトイ新聞
- 出版社/メーカー: 株式会社ほぼ日
- 発売日: 2019/07/30
- メディア: 新書
任天堂の岩田社長のインタビューの再編成と、追加で宮本茂さんと糸井重里さんのインタビューをまとめた本。
「プログラマーはノーと言ってはいけない」とかMOTHER2の「いまあるものを活かしながら手直ししていく方法だと2年かかります。いちからつくり直していいのであれば、半年でやります。」も、文字通りの意味だけではなくて裏側に相手への敬意や、自分ならそれができるという技術があるなど、考えさせられる内容が多かった。
関連して下記対談記事も面白かった。
FANZA BOOK
Webマガジン『FANZA Magazine』のTISSUEBOXという連載を書籍化した本。書籍限定の二村ヒトシさんのインタビューや、高山洋平さんのインタビューが特に面白い。
職業としてエロをやっている人達のインタビューはめちゃくちゃおもしろいので、とりあえずWeb版を読むべき。
紺野ぶるまという芸人さんを知った。めっちゃ好き。 https://youtu.be/1lIriZu_Hf0youtu.be
Building Blocks of Tabletop Game Design
Building Blocks of Tabletop Game Design
- 作者:Geoffrey Engelstein
- 出版社/メーカー: Routledge
- 発売日: 2019/07/12
- メディア: ペーパーバック
ボードゲームの要素(ターンの順番・終了/勝利条件・経済)などについて、考えられる方法を列挙し、それぞれにどんな特徴があるか、代表的なゲームはなにかを約450ページ分集めた本。すごい。
英語で書かれているが、図が分かりやすいのと、まず定義が書かれているので、まあ読める。
Kindle版が11,420円で、ペーパーバック版が4,153円とはどう言うことなのか。(検索できるKindle版がほしい気持ちになるよ)
共感SNS 丸く尖る発信で仕事を創る
- 作者:ゆうこす
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2019/05/30
- メディア: Kindle版
SNSで呼びやすいニックネームをつけようとか、タグの付け方とかのHOWTO本。 「押しやすいキャラを作る」から始めて、「フォロワーを増やし」「ファン・コミュニティを作り」「仕事につなげる」という流れ。
Instagram系のハッシュタグ文化とかファンのレベルとかが面白かった。
令和元年のゲーム・キッズ
- 作者:渡辺 浩弐
- 出版社/メーカー: 星海社
- 発売日: 2019/07/16
- メディア: 単行本
SFショートショート。政府によって50歳になると強制的に安楽死させられる世界のいろいろな人達を書いたショートショート集。
各話の執筆の様子がYouTube配信されている。
サトラレ~嘘つきたちの憂鬱~
漫画。1999-2005年に連載されていたのサトラレの新連載。 前作を読んでから読んだほうが設定が分かって楽しめそう。高校生なので先輩キャラがいいぞ!